Nenzaboy 節約ソロキャンプ

基本的に金欠で、キャンプ道具を選ぶのもコスパ重視。ソロキャンプはほぼ毎週。

初めてのソロキャンプの思い出

こんにちは、Nenzaboyです。

 今日は初めてのソロキャンプでの思い出をつらつらと書いていこうと思います。

 

そもそも僕がソロキャンプをしようと思ったきっかけは、友達とかとキャンプに行こうとすると予定合わせたり、事前に場所決めの相談したりっていうのが面倒くさくなったというのが実のところ。

要は、思いついたその日にキャンプ行けるようになったらいいなーっていうくらいにキャンプが好きになったからですね。

 

よーしソロキャンプ行くぞー!と思ってから、実際に行くまでに大体2ヶ月くらいでした。

何持っていくのがいいんだろ?と思って色々調べ始めたらビックリするくらい色んな情報が溢れてて、準備期間が結構あったし、ソロキャンプ=バックパックみたいな先入観が生まれたのもこのタイミングでした。

中古のアウトドア用品を漁りまくって、よし!行ける!とバックパックに荷物を詰め込み、車の助手席にバックパックを置きました。

そうなんですよ。今あれ?って思った人。正解です、おめでとう!

せっかくバックパックに荷物詰めたのに、初めてのソロキャンプでは全く役に立ってないです。車の助手席に置いてあるバックパックから荷物を取り出す最高にアホなシステムでした。

さすがに一度も背負わずに帰るのもなあ、と思いバックパックを背負ってウロウロしてみたりしたのはとてもいい思い出です。

なんの意味もなくバックパックを背負ってウロつくんだから、自分でも全く意味が分からなかったです。「思ってたより重いな」という背負ってなくても言えそうな感想しか出てきませんでした。

どこに歩く訳でもないし、歩く理由もないのでちょっと川の様子見たりしたらやる事なくなっちゃって、5分くらいでまた車の所まで戻ってきて、タイヤにバックパックを立てかける。

自分でもほんと何やってんだろう?と思いますが、そう思っても誰もつっこんでくれないので心の中でセルフツッコミです。

初のソロキャンプだから誰もいなくて正解です。

 

初めて使う道具も多いし、初のソロキャンプに完全にワクワクしてました。よっしゃ、シングルバーナーでラーメン作るぞー!とか、早く焚き火するぞ!とか。

無言で拾ってきた枝パキパキ折って火をつける時も、バーナーに乗っけたお湯が沸けるのを待ってる時もめちゃめちゃ楽しい。

それに出来上がったラーメンを食べてみて、一口目がびっくりするくらい美味しい。

はあー!これこれ!ってなります。そして気がつくんですね。

「この喜びを共有する相手がいない」

今までグループでのキャンプに慣れてたもんで、「うまー!」とか「焦げちゃったじゃん!」みたいなやりとりがあったんですけど、それがソロキャンプになると

(…うまい)(…焦げてる)

心の中で言葉が生まれるのみ。心の中の言葉はいつもの自分がどんだけオーバーリアクションかを思い知らされるレベルで簡素でした。

(寂しさ…)

(これがソロキャンプ…!)

寂しさを共有することすら出来ないのですが、焚き火は平然とパチパチと鳴り続けてくれるので段々焚き火が友達みたいに思えてきます。

(お前だけが俺の友達だぞ…!燃えてくれ!)

愛と勇気が友達というアンパンマンよりも友達の少ない寂しい男としてしばらく過ごしていると次のステージに進入しました。

 

ソロキャンプってやることねえな!

ただただ焚き火をし続けて、それこそずーっと火しか見てないから久しぶりに他のところに目を向けると火の残像がこびりついてるんですよね。前見ても横見ても火の残像。それくらい焚き火くらいしかやることなかった。

「もうさすがに寝るか…」と思った時間が9時だったのに衝撃を受けつつ、抗う理由も特に無かったので即就寝。

初めて1人で寝るテントの中は秘密基地感がパンパンに詰まっていて、初めてのソロキャンプで1番テンションが上がったタイミングかも知れません。

ちょっと動くとガサガサいうのも、電池式ランタンの灯りがやたら影を作るのも、子どもの頃に押入れに作った秘密基地のワクワクそのものでした。まんまノスタルジー

 

結果として、怒涛の暇アンド暇な時間を叩きつけられた初ソロキャンプだったんですけど、なぜか帰り道にはすごい楽しかったなあと思わざるを得なかったんですよね。

焚き火の残像とテントの中以外の想い出が、間違えて焚き火台に触って火傷して40分くらい無言で指先を川に入れてたことくらいなんですけど、すごい楽しかった。楽しかったのはマジです。

 

さすがに2回目からは暇を潰すためにナイフとかラジオとかを持っていきましたけどね。

ソロキャンプにこなれたみなさんも初のソロキャンプの思い出を振り返ってみると、恥ずかしくも懐かしい想い出が蘇って来るかも知れませんので、ぜひ思い出してみてはいかがでしょうか。

それでは!