Nenzaboy 節約ソロキャンプ

基本的に金欠で、キャンプ道具を選ぶのもコスパ重視。ソロキャンプはほぼ毎週。

キャンプ初心者に参考にして欲しいテントの選び方

これからキャンプ始めたい人いっぱいいるんじゃないでしょうか。

 

なので、声を大にして言いたい。

 

子ども居ないんなら大人数用のデカいテントは買わない方がいいぞ!

 

本当にこれは超個人的な見解だし、これだけで終わりにしても良いくらいなんだけど、説明もしておこう。なんか知らない人に怒られるのとか怖いし。

 

まず、デカいテント欲しい人は家族だと思ってる。

買わない方がいいぞと思うのは学生さん。それか社会人になって日の浅い人。

 

大体カップルとかで

「キャンプしたくない?」

「行きたい!でもテントとかあるの?」

「買っちゃおうか」

「どうせ買うならみんなで行ける方が良いよね」

「じゃあデカいの買おう」

って、この流れでしょ?多分。

 

実際自分もそうだったから、死ぬほど分かる。みんな誘って行きたいよね。デカいテント持ってると友達誘いやすいし。

 

でも意外な落とし穴があって、まずワンシーズンに1回か2回しか大人数でキャンプしないのよ。マジで。

あと、キャンプして楽しかったーってなると一緒に行ったヤツが次のシーズンにはテント買ってる。

しかもこっちのテントよりちょっと小さめのサイズ買うのよ。

こっちがデカいテント持ってるから良いかって言って、ちょうどいい塩梅の大きさを買ってくるのよね。

 

そうやって少しずつテント持ってるヤツも増えていって、集まっても複数テントに散らばって寝ることになる。そんで最終的にデカいテントが邪魔になって小さいテント買うんですわ。

 

お分かり頂けたでしょうか?

 

じゃあデカいテント買おうと思ってる人はどんなテント買ったらいいのよって話になるんだけど、これはもう簡単よ。

 

安くて最小限のテント。

これ。

 

ファミリーは別として、最初はそうしたほうがいい。

始めてのテントだし超良い感じのヤツ欲しいのも分かるけど、どうせ1年か2年したら新しいテント買ってるから。

むしろ1個目は勝手に愛着湧くからなんだっていいのよ。住めば都ってやつね。本当に。

 

キャンパーズコレクション プロモキャノピーテント5 CPR-5UV(BE)

 

これくらいのヤツなら安めでどれも快適に過ごせるはず。

 

経験上人数が3人以上ならタープがあれば基本タープの下で過ごすし、タープが良いとグランピング感も出るからむしろそっちに力を入れて!

 

 

個人的にはパーティーシェードは持ってて絶対損しないと思うよ!使い勝手が良すぎる!

 

それはまた今度。それでは。




 

 

キャンプブーム早く終わらねえかな

世は空前のキャンプブームですね。

テレビをつければ、いっつもでかいフライパン持ってるよく知らない芸人とヒロシがキャンプの魅力を紹介して、設営から料理まで一緒に体験みたいな。「前も体験してなかった?」っていう芸能人たちが「最高!ハマりました!」と楽しそうに話す。いっつも同じ構成すぎるのでデジャブかなって一瞬ゾワってするくらい見慣れてきた。

嫌だったら見なきゃいいと思いつつ「お、キャンプ特集じゃん」って言ってご飯食べながら見事に毎回楽しく見てる。

嫁さんも「この焚き火台かわいい」「ティピーテントかわいいね」とか言って楽しんでくれるし、普段やらないキャンプの魅力も伝わってくれてるからめちゃくちゃありがたい話でもある。

それでもよ。

それでもやっぱキャンプブームはさっさと去って欲しい。

なぜなら、もう静かに野営出来るところが超少なくなったから。

 

1年前だったかな。

いつもの野営スポットに行く時に、ビックリするくらいデカくて黒い車が4台くらい路肩に停まってて「怪しいなー」と思いつつ、いつもの場所に車を止めて野営スポット目指して林みたいな道を歩いて行ったら「ズンズンズン♪」とパリミ(パーリーミュージック)が聞こえてくる。

ちょっとした道を少し行くと木と木の間にでっけえ白い布にプロジェクターで変なPVだかMVだかが映し出されてる。その横には超おしゃんなコットンのティピーテントに電球みたいな電飾が張り巡らされてて、完全に野外フェスだと思った。

「電源持って歩いてきたんかな。何往復したんだろ」と心配になるくらいの荷物量だったので、パリキャン(パーリーキャンプ)は労力の上に成り立ってることにも気づけたし、その労働意欲が自力でグランピングしたいという欲望から達成されたと思うと、男たちのエネルギーってすごいなと思うし、あのフェスの会場セッティングは雄のクジャクが羽を広げるみたいなことなんだろうなとも思う。

自分がいつもテント設営するのはそのフェスの会場を通り抜けないと行けないレコーディングボックスくらいのサイズ感の場所だったので、夜まで続くならやめようと思ったし、何よりも欲望渦巻くフェス会場の真ん中をバックパック背負った人が横切って変な空気になるのも嫌だなと思って車に戻った。

孤独な時間を求めていった場所で開催されていた野外フェス。

ぱりぴの広げた羽に圧倒された自分に情けなくもなったけど、しばらくして冷静になって自然の中でくらい静かに過ごさせてくれよと我に返った。

あと純粋にトイレ問題はパリキャンではどうやって解消しているんだろうと気になった。

なんか楽しい解決方法があるんじゃないかなとも思うし、知っている人いたらぜひ教えて欲しい。

 

いつまで続くんだろう。キャンプブーム。

ゆっくりしたいから早くおわんねえかな。

野営キャンプってなに?

こんにちは。Nenzaboyです。

 

今日は素朴な疑問。

野営キャンプってなに?ってところを書いていきます。

 

野営キャンプってなに?

めちゃくちゃ簡単に言うと、キャンプ場じゃない場所でキャンプをするっていうのが野営キャンプです。

近くの河原とか山とか海沿いとか、色んなところに野営キャンプ出来る場所が隠れてます。

 

ただ気をつけなきゃいけないのが、勝手にテント張って焚き火してってやってると最悪捕まります。

焚き火を楽しむつもりで行ったのに、赤色灯を眺める事になったらシャレになりませんので、キチンと許可を得ている場所か暗黙の了解を得ている場所を探すことになります。

 

普通のキャンプと何が違うか

設備が無い以外は全部同じです。

 

トイレや炊事場はあるわけないんだけど、近くに公園があったりするとそこのトイレを借りたり出来ることも。

道路も近くまでない事の方が多い。ちょっとした舗装されてない道の先だったり、車停めてから歩いて30分で野営地なんて事もあります。

トイレの処理や、調理用の水の用意等いつものキャンプにプラスしていく物が増える事になると思います。

その手間の分、キャンプ場にはない静寂と自然との一体感は格別です。

 

なんで詳しい場所載せないの?

野営地の事については、なぜかブログとか見てもハッキリとは書いてない、、。詳しい場所の話は急にフワッとぼやかされる。

 

キャンパーが野営地に関してあまり喋らない理由としては、せっかく誰も知らない場所でひっそりとソロキャンプ出来る場所がバレたくないのが1つ。

たくさんの人が入るキャパシティが無い所が多く、先に誰か入ってたら諦めなきゃいけないことも多くあるんです。

 

あと普通に場所の説明が難しいっていうのもあります。「大きな木を右に曲がってー、デカい石の裏に登れる所があってー」みたいになるとめんどっちい。

 

もう一つの理由はキャンプすることが許されてないかも知れないという不安。実際に地主の人や市から許可を貰ってないパターンも多くあって「みんなやってるから」「教えてもらった」という理由で確信が無いパターンもあるので無責任にはオススメ出来ないって感じですね。

 

他にも使っている人達がいるので勝手に広めるのも申し訳ないし、、でもみんな野営してみて欲しいなー。と色んな想いが混ざってぼやかすことになります。

 

神奈川の野営地についてはここに書くのは気が引けますが、教えても平気な所があるので気になる人は聞いてくれれば教えますよ!

 

 

じゃあどこでやればいいのさ

近くに野営地が思いつかない人は川沿いにあるなんとか公園とかなんとか広場みたいな川遊びが出来る所に暗くなってから下見に行ってみて、もしキャンパーが居れば野営出来る!と思って問題ないハズです。

少なくとも急に「罰金でーーーす!ざんねんでしたーーー!」みたいにはならないハズ。

 

ただ、たまに禁止されてる場所にテント立てたり、直火をしてたりする人もいるので確認は自己責任でお願いします。

大体公園内の看板に「火気厳禁」とか書いてあるのでよく見て下さいね。

 

野営キャンプのマナー

来た時と同じ状態にして帰る。これです。

ゴミは持ち帰り、焚き火も灰になるまで燃やしきる。中途半端に残ったら持ち帰る。

埋めると見た目は良いけど炭ってなかなか自然に還りづらいらしいので、必要最低限で楽しむのがいいかと思います。

排泄物も本当は持ち帰るのがマナー。最悪離れた所に穴掘って埋めるのもアリですが、動物が匂いを嗅ぎつけるので距離感にはお気をつけて。

 

簡単に言えば自分が道具を片付けて撤収する時に、人が居たのがバレないようにする。そんな感じです。

 

どうでしょう?

野営キャンプはそらぁもう最高楽しいです。

地元の人とトラブルになったり、他の人から怒られたり、動物に襲われたりして楽しさが減らないよう気をつけて野営キャンプを楽しみましょう!

 


モンベル(mont-bell) OD トイレキット 1150106

 


mont-bell/モンベル O.D.ロールペーパー

 

 

 

 

 

腰がやられた。

こんにちは、Nenzaboyです。

 

今日、腰が壊れました。

20歳過ぎ辺りでヘルニアをやってからビビりながら生活し続けていたのでこれまで何も無かったのですが、今日、またやっちゃいました。

 

理由は簡単。子どもが逆上がりの練習をするので支えていたらバキン!です。

子どもに悟られてはいけないと脂汗を垂らしながらヘラヘラして続けていました。

一度ヘルニアをやった身としては、我慢できる範囲、、!ヘルニアではないはず!!

不安と誤魔化しが交互に出てくる中、余裕だわと自分に言い聞かせながら普段通りの動きを心掛けるも、どうやったってペンギンみたいな歩き方になっちゃう。

腰を曲げたら気付かれると思って背筋を伸ばすもなぜか横に斜めになる。

周りの職員達から歩き方やばくない?とひと笑い取りながら、やっとこさ子どもとの時間が終わると筋肉がバチバチに固まってる。

これ、もしかしてぎっくり腰?

だいたい長引くのが腰のやばいところなのは知っているのですぐに整骨院へGO!

じいじとばあばが集まる待合室で椅子に座って待つも、なんせ全員年配の方たち。席を譲りたいんだけど、すいません。どうしようもない。

腰痛いのなんて見た目じゃわからないし、変なポーズで携帯いじってるしで態度悪く見えたかも。しかも痛いから顔が険しい。完全に怒ってる人の顔。奥歯をグググっと噛み締める顔です。

 

なんか色んな格好で寝かされて先生が足動かしたり背中とか腰を触って、レントゲン撮ることに。

 

次は横向いて寝て下さいねー。ハイそのままー、がしゃん!

の鬼のような速さ。寝返りうつのが痛くてたまらないけどしょうがない。

4枚くらい写真撮って、かるいギックリ腰と昔のヘルニアの名残のワンツーフィニッシュらしいのでしばらく安静に、とのこと。

 

そんなこんなで今日は災難だった。

でも気持ちで負けたら終わりなので、痛みが引いたらストレッチとかしないとな、、、。

 

身体に不調が出ると分かる健康であることのありがたみ。

みなさんは日頃から適度な運動を心がけて下さいね。腰は一回やったら一生モノらしいので、ぜひお気をつけて。

お腹を引っ込める方の腹筋がついてると良いらしいです。

 

それでは。

初めて会った釣り人が超良い人で怖かった話

こんにちは、Nenzaboyです。

ここのところキャンプに行けてないので釣りばっかりになってます。

 

今回は人生で2回目の釣りをしにバックパックに荷物を入れて、海までロードバイクを走らせて行った時の話です。

 

その日は堤防の先っちょの方に釣り人が1人立っているのが見えたので、堤防の入り口付近で釣りを始めることに。

 

前回よりも少しだけ手際も良くなってて竿が完成するまで20分くらいで済んだので早速釣りをスタート!

まあはじめての時と同じように、投げてはクルクルしてるだけで全然釣れない。

そんなこんなで1時間くらい経った時に堤防最先端の釣り人が帰り際に話しかけてくれました。

 

「釣れた?」

 

集中しながらクルクルしてたので全然人の気配に気づいてなかったので超ビビった結果、悲鳴と返事が混ざって「へぇ!」とまあまあな声量で江戸っ子風な答えになってしまい、(本当は全然釣れてないのに、、!)と思いながら振り向くと、いかにも釣り人って格好のおじさんが立ってて、すぐに「いや、全然釣れないっす」と手遅れとは分かりつつも落ち着いたトーンで訂正しました。

 

「さっきあっちでアジが釣れたよ」とか「今日はこれから潮がなんとかかんとか」とか色々教えてくれて、「ルアー何にしてる?」と言われたので「ゴムのヤツです」と答えたらおじさんふふふって笑って「見せて」ってなったから唐突な道具見せるタイムが始まりました。

 

すごい穏やかな人で世間話なんかしてる中でまだ始めて2回目なんですよーって話をすると「ほかにルアー持ってるの?」と聞かれ、そんなものは無いので素直に「無いんですよー」と答えると

 

「ここよりもっと釣れる所あるんだけど、行きたい?連れてくよ」

 

え、怖くない?

普通そんな即決で初めましての人誘う??

もしかして釣り人あるあるなの?

 

怪しい薬とか買わせようとする時のセリフとほぼ同じだし、なんかポスターとかで見たことあるし。

正直めちゃめちゃビビってたんですけど、せっかくはじめての釣り人との出会いだったので教えたもらいたい気持ちが勝ったのでご厚意に甘えさせてもらう事に。

 

「近いんですか?」

「ここから10分くらいだよ」

 

近いし安心、ビビって損したー!と思いながらおじさんの後ろをついて行く。

5分くらい歩いて気づいた。コレ絶対海行かないやつ。と思ってたら駐車場に到着。

そこにはデカいアメ車が。

 

「荷物後ろに積んでいいよー」

 

トランクを開けながら荷物を片付けてるおじさんに促され、今さら引き返せないから釣り竿渡しましたけど、めちゃ怖い。

おいおい、マジのやつ?と思いながら

ちょっと安心したくて「ここから車で10分くらいですか?」と聞くと「うん、すぐだよ。」と返ってくる。なんも安心出来る材料にはならなかった。

 

本当に5分くらいですぐ車が止まった。釣り具屋だった。

ここでかなり安心したし、これから釣り場に行くのが確定したようなもんなので心の中で神に感謝した。ありがとうゴッド。

 

おじさんが1人で黙々と糸とか針とか見てるから、その間は別行動でよく分からない便利グッズコーナーみたいな所で暇つぶししてた。

 

10分もしないでおじさんが「行くよ」と声をかけてくれたので、一緒に車に乗る。

まだ名前も聞いてないのを思い出したけど、釣り人はその日のバディ(相棒)を現場で見つけたらプライベートな事はマナーなのかも知れないと思って、聞かれるまでは黙っとくことにした。

 

しばらくして誰も居ない漁港に着いて、釣りを始めるとこういう風に竿を動かすとルアーがこう動くよ。やってみ。的な話をたくさんしてくれた。

 

超絶初心者テクニック知らずの僕だったので、興味津々であっという間に時間が過ぎたけどやっぱり魚は釣れなかった。

 

そんで帰りは元々居た堤防の所まで送ってくれて、なんて優しい人なんだと完全にヤバい人認定してた自分の見る目のなさが申し訳なくなった。

堤防の横で荷物降ろしてたら、おじさんがビニール袋を持ってきてト○ロの傘あげるシーンみたいに、「ん。」って渡してきた。

中を見たらルアー入れる小さいボックスとか針とか糸とかルアーとか。消耗品と便利グッズがごそっと入ってる。

 

「え、いやいや!もらえないですよ!」

と結構ガチでお断りしようと思ったけど

「金ないんでしょ?釣りは金かかるよ。ん、」

 

こんな良い人います?カンタなの?

金ないって言ったのも、おじさんのこと怪しんでたからだったのに。本当は言った金額より少なかったけど。。

 

こんな事あっていいんですかね?

 

「ラインやってる?」

 

と聞かれ、その場で連絡先交換して「なんかあったら連絡して」と言って手を挙げて帰っていった。

 

釣り人ってこんな人達ばっかりなんすか?超かっけぇんすけど!

 

でも、なんかあったらって何があったら連絡すればいいんだろう。と悩みながら感謝のメッセージを送ってその日はおしまいでした。

 

まじやばかったなあ。いろんな意味でエキサイトしました。

 

今のところ出会った釣り人は良い人しか居ないのですが、きっとそうじゃないヤバいタイプの人も居ると思うので警戒心は持っておかないと。悪い人に騙されないように気をつけて下さいね。

 

それでは。

 

 

初釣り!こりゃハマりますわ!と思った話

こんにちは、Nenzaboyです。

 

めちゃめちゃ優しい店員さんに釣り道具を全部揃えてもらった次の日に念願の釣りデビューを果たしました。

 

仕事上がりの翌日仕事というド平日だったんですけど、やっぱり買ったからには試したい欲が止まらないのが男ってモンですよね?

キャンプ用品も買ってすぐ家じゃ狭いの分かってるのに広げちゃいますよね?ネイチャーストーブとか買ったらとりあえず1番近い場所で火つけてみますよね?俺だけ?

 

良いのか悪いのかロードバイクで釣りが出来そうな海まで行けるので、帰宅して即出発の初釣りでした。

キャンプ用品で夜に使いそうな物を適当にバックパックに詰めていったのは正解でしたね。

現地に着いて竿を持った瞬間に「さて、そういえばどうやって組み立てるんでしょうか?」ってなったくらい下調べゼロだったのでヘッドライト無かったらそのまま無念の帰還だったと思います。

 

なんか糸の結び方とか出し方とか教えてもらってた所も、慣れてないせいかスムーズに完成までいかなかったです。

なんとなく勘でいろいろやること40分くらいでやっとこさ釣竿の完成!

「おぉ、、かっけぇ、、!」

なんていうんですかね、しなり具合とか竿を持つとリールに自然と指が引っかかる感じ。その他もろもろの初めて触る道具の洗練されてる感。たまんないですよ。まさに機能美!

まあ他の物を触ってないので、だんだん色々分かってくると更に大きな「おぉ、、!」が待ってるハズだと思います。

 

その時、海の堤防?防波堤?みたいな所に居たんですけど、初めてだったのとそもそも泳げないのがあってめちゃめちゃ怖かった。

ちょっと大きそうな波がウワーッて近づいてくる度に濡れるはずも無い高さなのにちょっと後ずさりしてました。

 

よし、やるぞとなったものの最初はよく分からないので、釣るぞ!というよりも出来るだけ遠くに飛ばすぞ!っていう一念でした。

 

ビュオン!と飛ばして、ポチャン。

クルクルクルクル、、。

 

暗いからどこにポチャンってしたのかも分からないし、クルクルも気付いたらカチャンって竿まで戻ってきてる。

遠くに飛んだかどうか分からないなら、クルクルの長さで距離を測ろうと思って、出来るだけ同じ速さのクルクルを心掛ける。

 

ビュオン!、、、ポチャン。

クルクルクルクル、、、。

 

びっくりするくらい単調な動きだから、暇そーって思うような時間なんですけど。やってる側の意見としては、

めちゃ楽しい!釣り、楽しい!

 

ここで手を離すともっと飛ぶかも、とか投げる時にしなりを使って飛ばすのはどうだろうとか色々考えながらトライアンドエラーを繰り返すやつ楽しい!

なんかサッカーのシュート練習とか野球の素振りみたいな。少しずつ自分で考えながら修正してみて、ああ、なるほどふむふむ。ってなる感じと同じだと思います。

 

そのなるほどふむふむの時間が楽しくすぎて気付いたら1時間経ってたくらいには夢中でやってました。

 

よーっし、そろそろ魚釣っちゃいますかー!

とついに本来の目的で竿を投げることに決めたんですが、ここからは苦難の時間。

 

ビュオン!、、ポチャン。

クルクルクルクル、、、、。

 

ビュオン!、、ポチャン。

クルクルクルクル、、、、。

 

コレ今までと同じじゃん?

そういえば今までもコレと同じことやってたじゃん?

でも1時間釣れてないじゃん?

なんでじゃん?

 

ほんと、なんでじゃん?ってなりました。神奈川の方言の使い方が異様に下手すぎる神奈川県民になりました。

 

そういえばどういう理屈で食べ物じゃないゴムみたいなヤツを魚が食べるんだろうと疑問が浮かんでくる中、ひたすらに投げてはクルクル。投げクル。

 

動き自体は超単純な動きなので頭は使い放題。

どうやったら魚が間違えてゴムのうねうねを食べるのか。

 

そうだ、魚の気持ちになろう。

 

水の中でゴムのうねうねが小さい魚風に泳ぐところをイメージしてみる。

クルクルクルクル、、、。

魚って元気な魚を食べるのか?弱った魚を食べるのか?いや自然界は弱肉強食だろうから、弱ったやつだな。情けなく巻いてみよう。

クルクルクルクル、、、。

 

この試行錯誤もすごい楽しくて、気づけば1時間以上経ってました。

でも

 

全然釣れねええええええ!!!

 

この日はそのままなんの成果もなく終了。

それでも釣りにハマるには十分な楽しさ!釣れなくても楽しいっていうのが分かりました。

 

帰ってからもちょっとシャツの裾で拭いたりとかして楽しい。

 

オチもなんもないけど、そんな感じです。

かなりの頻度で釣りには行けてるので、報告は写真付きを約束します。

 

それでは。

 

 

 

 

 

 

 

始めての釣り道具を買った話

こんにちは、Nenzaboyです。

今日は釣り竿を買った時の話を書いていきます。結果的に釣り人ってめちゃめちゃ優しいんだなと思ったので感謝を込めて書きたいなと思ってました。

 

本当は色々調べてからの方が良かったのですが、買い物に行く途中に寄り道散歩してたらたまたま中古釣り具屋を見つけてしまったので

「よし、コレはそういうことでしょ!」

と、全くなんの根拠もない理由プラス全く予備知識ゼロの状態で中古釣り具屋に意気揚々とお店に入りました。

 

お店に入ってすぐテンション上がったのが大量の釣り竿。大量の釣り竿が木製の傘立てみたいなものに立てかけられている姿とはちゃめちゃな量に衝撃。

Wild1とかの寝袋コーナーみたいなごちゃごちゃ感と整然感が混ざったワクワクが止まらない感じです。

 

そんな高揚してる初心者丸出しの自分をなぜか悟られたくない気持ちが芽生え、小慣れた人っぽくしようと手を背中の後ろで結んでおじいちゃん先生みたいなポーズで歩いて周ってたので多分初心者には見られず、怪しい人に思われてたハズだと思います。

それが成功だとは思えないので次からは絶対やりません。

 

中古釣り具屋は、キャンプ専門店に行った時の高揚感と全く同じだったのですぐ虜になりました。

商品の感じが似てるんですよね、ゴツかったりギミックがあったり色も豊富。見てるだけで楽しい!

 

めちゃくちゃ綺麗なルアー達がズラーッと壁に並んでるの見てワクワクしたり、虫の形したゴムっぽいヤツ見てうわぁってなったり、なんか小物見て何に使うのか考えて諦めたり。

とにかくめちゃくちゃ楽しい場所でした。

 

楽しいけどいざ買おうとなったらやっぱりワケが分からないし、いくらなんちゃってフムフムをしても決まらないので、さっきまでの始めてを誤魔化しまくるスタイルをやめて完全無防備ノーガード戦法に切り替える事を決意。

レジに立ってるおじちゃんに話しかけました。

 

「すいません。釣りやったことないんですけど、何買ったらいいですか?」

 

これ、ほぼそのまんま言ったんですけど、急にこんな質問してきたら、はい?ってなりますよね?

もちろんそのおじちゃんの第一声は「はい?」でした。

 

その後も

「なにか釣りたい魚とかあります?」

「食べられる魚がいいなーって思います!」

 

「海とか湖とか、行くところは決まってます?」

「海が近いんですけど、キャンプ好きなので川も行きたいです!」

 

こんな感じでおじちゃんと話せば話すほど僕の釣りを始めるにあたっての計画の甘さを露呈し続け、なんとも情けない時間を過ごしながらもおじちゃんの説明を一生懸命聞かなきゃと思って聞いていました。

 

「ここら辺だと海釣りがメインで、アジとかシーバスとかマゴチとかなんとかかんとかだよ!あと堤防だとなんとか!河口だとかんとか!」

 

「シーバス?マゴチ??ふむふむ???」

 

魚の名前はスシローとかっぱ寿司で見たことあるヤツしか分からないので、魚の名前か道具の名前かも区別できない。

気づけばおじちゃんの言葉を疑問形でおうむ返しするロボットみたいになってました。

 

「エギング?サビキ?ピーイー?」

 

おじちゃんも僕が釣りどころか魚すらほとんど知らないことに気づいたようで、「よし!わかった!予算以内で全部選んであげるから任せて!」

「そこそこ大きいヤツまで釣れるようにするけどいいね?」

 

色々と話をしながら自分の用途に合いそうな物をいくつか持ってきてくれて、説明してくれました。

最終的に川に持っていけるサイズの竿で海でもある程度釣れるものを選んでくれて1万円以内に抑えてくれました。

(釣り人はみんなこんななのか?なんて優しい人達、、!)

 

時間にして1時間くらい他のお客さんが途切れた時間を使って一緒に選んでくれたうえに、帰り際には「多分、やってるうちに色々分かるから分かんないことあったらいつでも来なね!」

 

もう感謝しかなさすぎて、今年上半期のありがとうございますの数をその1時間半くらいで軽く上回ったと思います。

 

竿につけるリール(糸をまくクルクルするヤツ)に糸までつけてくれて、しかも近くの釣れる場所の地図とかもコピーしてくれたりと至れり尽くせり、何から何まで本当に感謝しかない!

 

釣り人って、あたたけえ、、、!

 

 

それでは。